MVNOとは何?MNO(大手キャリア)との違いを比較【どんなメリットやデメリットがある?】

悩む人

MVNOとは何?大手キャリアと何が違うの?どんなメリットやデメリットがあるの?

本記事では、そんな疑問を解決します。

記事を読んでわかること
  • MVNOとは何なのか
  • 大手キャリアとどんな違いがあるのか
  • MVNOにどんなメリットやデメリットがあるのか

楠木

楠木元ドコモショップ店長

携帯/通信業界で10年働いた経験あり。今まで10社以上の格安SIMを使ってきました。詳細はこちら ≫

「格安SIM比較サイトぷらする」の記事は、利用者へのアンケートや携帯業界で10年働いた経験のある管理人が実際に利用・検証し作成しています。今のところ企業様からサービスや商品の無償提供を受けたり、広告を出向いただいたことはございません。将来的にそのようなことがあっても、サービスや商品の評価、ランキングの決定に一切の影響をさせません。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご確認ください。

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目次

MVNOとは格安SIMを提供する事業者のこと

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは、自社で基地局(アンテナ)を持たず格安で通信サービスを提供する事業者。

通信サービスの提供に必要な基地局を大手携帯電話会社から借りています。

悩む人

基地局を借りているのにどうしてスマホ料金が安いんですか?

楠木

基地局を新設して維持するには巨額の費用がかかるから、逆にお金を払って借りた方が逆に安くサービスを提供できるんですよ。

他にも実店舗を構えないなど、さまざまな運営コストを削減して私たちが支払うスマホ料金の安さを実現しています。

格安スーパーが大量買で仕入れを安くしたり、広告媒体を限定してコストを抑えたりしているのと同じイメージです。

主なMVNOは、下記の一覧を確認してみてください。

主なMVNO事業者の一覧
  • イオンモバイル
  • IIJmio
  • mineo
  • NURO Mobile
  • HIS Mobile

MNO(大手キャリア)とは大手携帯電話会社のこと

MNO(Mobile Network Operator)とは、自社で基地局を持っている大手携帯電話会社。

大手キャリアとも呼ばれていて、MVNO事業者とは対の関係にあります。

基地局の維持にかかる巨額の費用や実店舗の運営などに大きなコストがかかるため、私たちが支払うスマホ料金は割高。

しかし、基地局や店舗を流用した「サブブランド」やサポート範囲をオンラインに限定した「オンライン専用ブランド」など複数のブランドを提供することでMVNO事業者と価格競争を行っています。

MNO事業者のサービス・プランの一覧

事業者メインブランドサブブランドオンライン専用ブランド
NTTドコモdocomo
(irumo/eximo)
ahamo
SoftBankソフトバンクY!mobileLINEMO
KDDIauUQ mobilepovo
楽天モバイル楽天モバイル

MVNO事業者とMNO事業者の違い

比較項目MVNO事業者MNO事業者(大手携帯電話会社)
①スマホ料金割安
割引条件なし
割高
家族や光回線をまとめるなど割引条件あり
②基地局MNOからレンタル自社で保有
③通信速度お昼や夕方など利用者が増える時間帯に遅くなりやすいいつでも快適
④サポート店頭サポートなし
電話やチャットでの対応が基本
店頭サポートあり
対面での相談が可能
⑤スマホの販売廉価版機種をメインに販売最新のハイスペック機種も販売
⑥支払方法クレジットカードのみ(の事業者が多い)クレジットカード
口座振替
※MNO事業者のメインブランドと比較した場合

MVNO事業者とMNO事業者の違いを表にまとめてみました。

MVNO事業者は「混雑時に遅くなったりサービス内容が限定されるけどスマホ料金が安い」と言えます。

対してMNO事業者は「いつでも快適な速度で手厚いサポートを受けられるけどスマホ料金が高い」といった感じ。

MVNO事業者のメリット・デメリット

MVNOのメリット MVNOのデメリット
  • スマホ料金が安い
  • プランの選択肢が多い
  • データ使用量(ギガ数)で料金が変動しない
  • 低速モードを活用してスマホ料金を節約できる
  • 特定サービスの利用はデータ消費なし
  • 家族やネット回線をまとめて契約しなくても良い
  • お昼など混雑時は通信速度が遅い
  • 月額料金の支払方法がクレジットカードのみ
  • 店頭サポートを受けられない
  • 最新の高性能スマホを販売していない
  • LINEの年齢認証(ID検索)ができない
  • キャリア決済ができない

MVNOの1番のメリットは「スマホ料金の安さ」です。

MVNO事業者が提供する格安SIMに乗り換えるだけで、ほとんどの方は毎月4,000円前後は節約できます。

逆にMVNOのデメリットは「混雑時の速度低下」や「店頭サポートがない」など、スマホ料金を安く提供する都合で削減しているところ。

とはいえ、格安SIMの選び方さえ間違えなければ、通信速度やサポート面での失敗を避けられます。

詳しい格安SIMのメリットやデメリットは、下記の記事でご確認ください。

MVNOとは?のまとめ

MVNOとは、自社で基地局(アンテナ)を持たず格安で通信サービスを提供する事業者。

さまざまな工夫により、スマホ料金の安さを実現しています。

料金が安い一方で、お昼や夕方など利用者が増える時間帯に速度が低下したり、実店舗でのアフターサポートを受けられなかったり、デメリットになり得る要素もあり。

ただし、選び方を間違えなければMNO事業者(大手携帯電話会社)と遜色なく使えます。

楠木

MVNO事業者に乗り換えてスマホ料金の見直しをしないのは、もったいないですよ!

格安SIMをランキング形式で紹介する下記の記事で、事業者ごとの特徴や料金をまとめているので、併せて確認してみて下さいね。

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