格安SIMのデメリットは?メリット含めどんな人が向いているか解説します

悩む人

格安SIMってどんなデメリットがあるの?自分に向いているか確認したいな。

本記事では、格安SIMのデメリットとメリット、さらに格安SIM向いているのはどんな人かを解説しています。

楠木

楠木元ドコモショップ店長

携帯/通信業界で10年働いた経験あり。今まで10社以上の格安SIMを使ってきました。詳細はこちら ≫

「格安SIM比較サイトぷらする」の記事は、利用者へのアンケートや携帯業界で10年働いた経験のある管理人が実際に利用・検証し作成しています。今のところ企業様からサービスや商品の無償提供を受けたり、広告を出向いただいたことはございません。将来的にそのようなことがあっても、サービスや商品の評価、ランキングの決定に一切の影響をさせません。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご確認ください。

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目次

格安SIMのデメリット6選

①お昼など混雑時は通信速度が遅い

格安SIMは、お昼など利用者が増えて混雑する時間帯に通信速度が遅くなりがち。

大手キャリアからネットワークの一部を借りているからです。

過去1番酷かったのは、12時台にGoogleマップがオフラインとなり使えなかったこと。

旅行中だったので下調べしていたごはん屋さんに行けなかったです。

すべての格安SIMが遅いわけではないですが、格安SIMは混雑時に速度が遅くなる傾向にあります。

②月額料金の支払い方法に制限あり

格安SIMで登録できる支払い方法は、クレジットカードのみに制限している事業者が多いです。

デビットカードやプリペイドカード、銀行口座が支払い先に設定不可。

クレジットカード以外の支払い方法をご希望の場合、対応している格安SIMを選ぶ必要があります。

③店頭サポートを受けられない

格安SIMのサポートは、対面ではなくオンラインでのサポートが基本。

スマホ料金を安く提供するため、実店舗を構えていない事業者が多いからです。

安くても電話やお店で相談したいなら、店頭や電話サポートに対応している事業者を選びましょう。

④最新の高性能スマホを販売していない

格安SIMでは、最新のハイスペックスマホを販売していません。

例えば、iPhoneなら廉価版モデルのiPhone SEは最新の第3世代を販売していますが、高性能モデルは最新機種の取り扱いはなく、iPhone 12までの取り扱いとなっています(2023年7月時点)。

最新のハイスペック機種が欲しい場合は、SIMフリー版をメーカーから購入するか大手キャリアから端末だけ購入するかの検討が必要です。

⑤LINEの年齢認証(ID検索)ができない

格安SIMは、LINEの年齢認証に対応していない事業者が多いです。

年齢認証ができないと、電話番号検索での友達追加ができません。

QRコードで友達追加する必要があるので、覚えておいてくださいね。

⑥キャリア決済ができない

格安SIMの多くは、オンライン上の支払いをスマホ料金に合算して支払うキャリア決済ができません。

オンラインコンテンツの支払いやアプリ内課金などは、クレジットカード払いやPayPayなどのQRコード決済で代用する必要あり。

キャリア決済が必要な場合は、一部対応している格安SIMもあるため事前に対応可否を確認しましょう。

格安SIMのメリット6選

①スマホ料金が安い

格安SIMはスマホ料金が割安です。

なぜなら、大手携帯電話会社から基地局を借りたり、実店舗を構えなかったりして運営コストを削減しているから。

実際、大手携帯電話会社で3GB使うと月額4,500円程度かかるところ、格安SIMなら月額1,000円程度で済みます。

キャリアauLINEMO
3GB利用時の料金3,465円/月990円/月

格安SIMに変更するだけで、毎月3,500円もの節約が可能です。

②プランの選択肢が多い

格安SIMはプランの選択肢が多いです。

大手携帯電話会社は「無制限プラン」とデータ使用量で料金が変動する「従量課金制プラン」の2つを提供しているのに対して、格安SIMは「定額制プラン」を複数提供しています。

一例として、ソフトバンクとmineoの料金プランを比較してみましょう。

キャリアソフトバンクmineo
無制限プランメリハリ無制限
従量課金制プランミニフィットプラン+
1、2、3GBで料金が変動
定額プラン
  • マイピタ:
    1、5、10、20GBの4種類
  • マイそく:
    プレミアム、スタンダート、ライト、スーパーライトの4種類

提供プラン数は、ソフトバンクは2種類、mineoは合計8種類。

格安SIMはプランの選択肢が多く、使い方に合った契約を結びやすくなっています。

③データ使用量(ギガ)で料金が変動しない

格安SIMは、使用したギガ数で料金が変更しません。

定額制プランを提供しているからです。

料金を気にして使い方を抑えなくても、決められた量のギガを使い切ったら速度制限がかかります。

勝手に料金が高くなることがないので、安心して利用できますね。

④低速モードを活用してスマホ料金を節約できる

一部の格安SIMは、任意のタイミングで速度制限をかける低速モードに対応。

低速モードをONにした状態で使用すると、ギガは一切消費されません。

低速モードをうまく活用すると、ギガ消費なしでYouTubeでの動画視聴、Spotifyでの音楽再生などが可能。

本来必要なギガよりも少ないプランで契約できるので、スマホ料金の節約につながります。

⑤特定サービスの利用はデータ消費なし

一部の格安SIMは、特定サービスで消費するデータ量をノーカウントにする機能が提供されています。

例えば、LINEMOとNURO Mobileなら、データ消費なしで下記のサービスが利用可能。

事業者LINEMONURO Mobile
ノーカウント対象サービスLINE
  • LINE
  • Twitter
  • Instagram
  • TikTok

使い方によっては、ギガの消費が抑えられスマホ料金の節約が可能となります。

⑥家族やネット回線をまとめて契約しなくても良い

格安SIMは、家族やネット回線をまとめて契約しなくてもOK。

大手携帯電話会社と異なり、そもそも割引条件なしで割安だからです。

一例として、auとLINEMOの料金プランを比較してみましょう。

キャリアauLINEMO
3GB利用時の料金3,465円/月990円/月
割引-550円/月auスマートバリュー
※ネット回線とのセット割
-550円/月家族割
※家族3人以上auを利用している場合
-187円/月auPAYカードお支払い割
最大割引後の料金2,178円/月990円/月

auは、家族やネット回線、さらにクレジットカードを契約してはじめて最安料金となります。

対して格安SIMは、割引条件なしで最初から割安。

あなたのスマホ単体の見直しを考えれば良くなるので、気軽に料金の見直しができますね。

格安SIMが向いている人

  • スマホ料金の安さ重視な人
  • デメリットを欠点に思わない人

上記に当てはまる方は、格安SIMに向いています。

格安SIMはデメリットとなり得るところもあり。

しかし、「そもそもお店に相談しない」「クレジットカード払いの方がポイントがつくから都合が良い」「好きなところでスマホが購入できて都合が良い」など格安SIMのデメリットが気にならない方は、格安SIMに向いています。

格安SIMのデメリット・メリットのまとめ

格安SIMのメリット 格安SIMのデメリット
  • スマホ料金が安い
  • プランの選択肢が多い
  • データ使用量(ギガ数)で料金が変動しない
  • 低速モードを活用してスマホ料金を節約できる
  • 特定サービスの利用はデータ消費なし
  • 家族やネット回線をまとめて契約しなくても良い
  • お昼など混雑時は通信速度が遅い
  • 月額料金の支払い方法に制限あり
  • 店頭サポートを受けられない
  • 最新の高性能スマホを販売していない
  • LINEの年齢認証(ID検索)ができない
  • キャリア決済ができない

格安SIMのデメリットとメリットをまとめると、上記のとおり。

格安SIMは割安料金でサービスを提供する反面、混雑時の通信速度が遅かったり、店頭でサポートを受けられなかったりするのが一般的。

しかし、混雑時もストレスなく使える速度の事業者や、店頭(もしくは電話)でのサポートを受けられる事業者も存在します。

選び方を間違えなければ、大手携帯電話会社のように使えてスマホ料金を節約できるので、しっかり比較して後悔のない選択をしてくださいね。

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