格安SIMはなぜ遅い?速度低下の理由と7つの対処法を徹底解説!

悩む人

格安SIMはなぜ遅いの?遅さを感じた時にできる対処法ってあるの?

こんな疑問を解消します。

まず大前提、通信速度が遅いといわれている格安SIMは、MVNO事業者が提供する格安SIMです。

大手キャリアが提供する格安ブランドやプランは、私が使う限り遅さを体感したことはありません。

本記事では、MVNO事業者の格安SIMがなぜ遅いのか、速度低下の理由と7つの対処法を解説していきますね。

楠木

楠木元ドコモショップ店長

携帯/通信業界で10年働いた経験あり。今まで10社以上の格安SIMを使ってきました。詳細はこちら ≫

「格安SIM比較サイトぷらする」の記事は、利用者へのアンケートや携帯業界で10年働いた経験のある管理人が実際に利用・検証し作成しています。今のところ企業様からサービスや商品の無償提供を受けたり、広告を出向いただいたことはございません。将来的にそのようなことがあっても、サービスや商品の評価、ランキングの決定に一切の影響をさせません。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご確認ください。

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目次

格安SIMはなぜ遅い?理由は回線を借りているから

MVNO事業者が提供する格安SIMは、大手キャリアから回線を借りています。

借りた回線は利用者間で分け合う仕組みになっているので、利用者が増えるほど1人あたりの通信速度が遅くなります。

また、都心部や駅構内など利用者の多い場所でもアクセスが集中して通信速度が遅くなりやすいです。

これがMVNO事業者提供の格安SIMが遅い理由です。

ちなみに、MVNO事業者によって通信速度に差があるのは、事業者の資金力や経営方針などによって借りている回線の量が違うから。

借りている回線の量が多いほど、一般的に格安SIMの通信速度は速くなります。

MVNO事業者提供の格安SIMは、混雑する時間帯や場所によって速度が低下する。

格安SIMの速度が遅い時の対処法7選

  • ギガを使い切っていないか確認
  • 高速通信がOFFになっていないか確認
  • 端末の再起動もしくは機内モードのON/OFFを試す
  • アプリの設定を見直す
  • スマホ本体の空き容量を確認する
  • 公衆無線LANを活用する
  • 大手キャリアの格安SIMに乗り換える

※本記事で紹介する対処法は、通信速度低下の改善を保証するものではございません

格安SIMの速度が遅い時、試してみたい対処法は上記の7つ。

①ギガを使い切っていないか確認

まず確認したいのが、契約しているプランによって決められたデータ容量(ギガ)を使い切り、低速状態になっていないか。

契約している格安SIMのマイページやアプリから、データ容量の残量を確認できます。

データ容量を使い切っている場合、下記2つの方法で解消できるので試してみてください。

  • データ容量を追加購入する
  • 翌月1日の速度制限解除を待つ

②高速通信がOFFになっていないか確認

一部の格安SIMは、任意のタイミングで低速状態に切替られます。

意図せず低速状態になっている場合もあるので、対象の格安SIMは優先的に確認したい項目となります。

低速、高速状態の切り替えは格安SIMのマイページかアプリから。

対象の主な格安SIMは下記となります。

  • イオンモバイル
  • IIJmio
  • mineo

③端末の再起動もしくは機内モードのON/OFFを試す

次に確認したいのが、端末の再起動もしくは機内モードのON/OFFです。

いずれかの方法を試すことで、電波を掴み直せるので通信速度が改善する可能性があります。

機内モードのON/OFFは、スマホの設定から行えるので確認してみてください。

④アプリの設定を見直す

アプリの設定を変更して、必要な通信速度を抑えるといった方法もあります。

例えば、下記のように設定を変更できます。

  • YouTube
    設定>動画の画質設定>モバイルネットワーク接続時を「自動」から「データセーバー」に変更
  • X(旧Twitter)
    設定とプライバシー>アクセシビリティ、表示、言語>データ利用の設定から「データセーバー」をONに変更
  • Instagram
    設定とプライバシー>データ利用とメディア品質>「モバイルデータを節約」をONに変更
  • Spotify
    設定>データ節約モード>「データ節約モード」をONに変更

設定を変更することで必要な通信速度を抑えられ、遅さを感じなくなる場合があるので試してみてください。

⑤スマホ本体の空き容量を確認する

「スマホ本体の動作が遅い=格安SIMの通信速度が遅い」と錯覚している可能性もあり得ます。

スマホ本体の空き容量不足は、動作が遅くなる原因の1つなので確認していきたいです。

iPhoneなら、設定>一般>iPhoneストレージの順に進めて確認可能。

空き容量が不足していたなら、利用していないアプリや不要な写真や動画があれば削除して動作が早くなるか確認してみてください。

なお、スマホ本体が原因で動作が遅い場合、最新のOSに更新したり、そもそも古いスマホを利用しているなら機種変更を検討する必要もあります。

⑥公衆無線LANを活用する

どうしても格安SIMが遅くなる時間帯や場所で利用したい場合、その場に公衆無線LANがあれば接続して回避しましょう。

根本解決とは違いますが、格安SIMではどうしようもできない場合の対処法として使えます。

最近では格安SIMを利用していても、ドコモの公衆無線LANが使えるようになっています。

無料なので、いざという時のために「d Wi-Fi」の申し込みを事前に済ませておくと良いですよ。

» 【dポイントクラブ】無料でご利用いただけるd Wi-Fiのお知らせ

⑦大手キャリアの格安ブランドやプランに乗り換える

MVNO事業者が提供する格安SIMは、先に紹介したとおり回線を借りている都合で速度が遅くなります。

そのため、回線の大元である大手キャリアが提供する格安ブランドやプランに乗り換えれば、そもそもの速度不満を解消できます。

大手キャリアの格安ブランドやプランは、割引条件が合致するか、そもそも割引条件のないブランドを選べば格安SIMと同額で利用できるので検討する価値はありますよ。

▼大手キャリアの格安ブランドやプランの一覧

事業者格安ブランド/プラン備考
NTTドコモirumo下記2つの割引条件を満たせば、3GBを880円/月から利用可能。
  • ドコモ光もしくはhome 5Gとのセット割
  • dカードで月額料金を支払うと受けられる割引
ahamo割引条件なしで、20GBを2,970円で使える。
SoftBankY!mobileソフトバンク光もしくはSoftBank Airとのセット割で3GBを990円から利用可能。
LINEMO割引条件なしで、3GBを990円から使える。
KDDIUQ mobile下記2つの割引条件を満たせば、4GBを1,078円/月から利用可能。
  • KDDI提携インターネット回線とのセット割
  • auPAYカードで月額料金を支払うと受けられる割引
povo基本料金0円。使いたい時にデータ容量の購入(トッピング)をすることで、3GBを990円で使える。
楽天モバイル楽天モバイル割引条件なしで、3GBが1,078円、どれだけ使っても3,278円で利用可能。プランは使用量によって自動で変動。
  • 3GBまで1,078円
  • 20GBまで2,178円
  • 無制限利用で3,278円
💡 KDDI提携インターネット回線(タップして確認)
光インターネット
  • auひかり
  • コミュファ光
  • eo光
  • Pikara
  • MEGA EGG
  • BBIQ
  • ひかりゆいまーる
  • ひかりJ
  • ビッグローブ光
  • エディオンネット(IoTパック/基本パック)
  • So-net光
  • @TCOMヒカリ
  • @nifty光
ケーブルテレビ
  • インターネット回線+電話
  • インターネット回線+テレビ
  • 電話+テレビ
UQ WiMAX
  • モバイルルーター
  • ホームルーター

格安SIMはなぜ遅い?理由と対処法のまとめ

MVNO事業者が提供する格安SIMは、大手キャリアから回線を借りている都合上、混雑時に通信速度が遅くなります。

なぜなら、借りた回線を利用者間で分け合う仕組みになっているから。

どうしても利用者が増える時間帯や利用者の多い場所では、1人あたりの通信速度が遅くなってしまいます。

もし「格安SIMが遅いな…」と感じる場合は、下記7つの対処法を試してみてください。

  • ギガを使い切っていないか確認
  • 高速通信がOFFになっていないか確認
  • 端末の再起動もしくは機内モードのON/OFFを試す
  • アプリの設定を見直す
  • スマホ本体の空き容量を確認する
  • 公衆無線LANを活用する
  • 大手キャリアの格安SIMに乗り換える

対処法ではなく根本的に速度不満を解消したいなら、大手キャリアの格安ブランドやプランに乗り換えた方が良いです。

回線の大元なので、混雑時もどんな場所でも大手キャリアのメインブランドを遜色ない通信品質で使えています。

なお、どの格安ブランドが良いかわらない方は、下記の記事でおすすめの格安SIMをランキング形式で紹介しているので、併せて見てみてくださいね。

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