【元店長が解説】ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順と注意点!!
本記事は、ドコモ利用者向けの楽天モバイルに乗り換える手順と注意点を解説したものです。まず、乗り換える手順の全体像は下記のとおり。
- 事前確認・準備
- MNP予約番号の取得
- 楽天モバイルへの申し込み
- 初期設定
乗り換えで失敗しないため、先に確認すべき事を紹介しています。すぐに乗り換え手順を確認した方はこちらをタップして進めて下さい。
私はこれまで、7年間携帯ショップで働いた経験、実際に楽天モバイルを利用している経験から、わりと正確な内容をお伝えできると思うので、ぜひ参考にしていただけると幸いです!!
目次
ドコモから楽天モバイルに乗り換える前に確認すべき11の事!
これから紹介する11つの事を前に確認しておけば、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えで失敗することはかなり減ります。すべて該当しないかと思うので、必要な箇所以外は、読み飛ばしてOKです。
事前確認①:契約名義が誰か
楽天モバイルのキャンペーンは1人1回のみ。なので事前に利用者へ名義を変更しておく必要があります。
事前確認②:免許証の記載内容は最新か
乗り換え時に入力する個人情報と免許証など本人確認書類の内容は、完全に一致している必要があります。免許証に記載されている内容が古いなら書き換えをしましょう。
事前確認③:シェアプランなどの代表変更が必要かも
ドコモには家族プランがあります。乗り換える際に、家族プランなどの代表を変更する必要があるのですが、My docomoから確認するのは大変なので、サポートに確認してもらうのが良いです。また乗り換えたことで、残った家族のスマホ代が割高になる可能性があります。乗り換え後、家族のスマホ代はドコモショップで相談される事をおすすめします。
事前確認④:端末の残債はそのまま残る
機種代の分割は楽天モバイル乗り換え後も、ドコモから完済まで請求されます。2019年9月以降に機種変更した方は、3年分割をしているかなと思います。その場合、最大1年分の残債を免除するおかえしプログラムの特典は受けられなくなります。
事前確認⑤:タブレットを契約しているか
ドコモのタブレットは月2,970円か1,100円が基本料金です。ただ、この料金はスマホとのセットプランの場合です。なので、スマホを乗り換えると、タブレットは単体契約となって、基本料金が約2~5倍以上になるので、継続利用するかどうか検討した方が良いです。
事前確認⑥:dカード GOLDは使わないなら解約する
- dカードの年会費:なし
- dカードGOLDの年会費:11,000円
dカードGOLDは、ドコモのスマホ代に対して貯まるポイントが10倍になるので、ドコモを契約していてかつスマホ代が1万円を超えている方は、持ってないと損なのですが、ドコモから乗り換えるとなると、ただただ年会費1万円のクレジットカードになるので、使う予定がないなら解約した方が良いです。
dカード(ノーマルカード)の年会費は、2019年11月11日から無料になっています。なので、解約してもしなくてもどちらでもOKです。
事前確認⑦:キャリアメール使っているか
ドコモから楽天モバイルに乗り換えると、ドコモで利用していたメールアドレス(@docomo.ne.jp)がなくなります。
事前確認⑧:キャリア決済使っているか
ドコモから楽天モバイルに乗り換えると、ドコモでのキャリア決済(ケータイ料金に合算した支払い方法)が解約となります。
事前確認⑨:iPhone利用中ならApple IDがキャリアメールになっていないか
Apple IDがキャリアメールのままだと、パスワードを忘れた際の再設定メールが届かなくて苦労します。
事前確認⑩:端末は動作確認されているか
楽天モバイルは新しい通信事業者なので、既存のスマホの多くが使えません。利用中のスマホを楽天モバイルを使う予定なら確認して下さい。
事前確認⑪:SIMロック解除済みか
楽天モバイルで動作確認されていても、SIMロックを解除しないと使えません。
ドコモから楽天モバイルに乗り換え時に必要なもの
- スマホ(楽天モバイルでスマホを購入しない場合)
- 本人確認書類(免許証など)
- クレジットカード or 通帳
- メールアドレス
- MNP予約番号
上記の5つです。簡単に見ていきましょう。
必要なもの①:スマホ(楽天モバイルでスマホを購入しない場合)
使えるスマホが少ないので、公式の動作確認の状況を事前に確認します。
必要なもの②:本人確認書類
- 1点で乗り換えOK
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 補助書類が必要
- 保険証
- 日本国パスポート
基本的な本人確認書類は上記です。書類が増えると写真をアップロードする枚数が増えて手間なので、可能なら免許証を使うのが楽かなと思います。
使える補助書類
- 電気・都市ガス・水道の領収書やお知らせ
- 住民票
補助書類は、本人宛てに現住所が記載されている、発行3ヶ月以内のものが使えます。楽天モバイルは、同居していても、家族宛てに届いた公共料金の領収書などは使えないので注意。
必要なもの③:クレジットカード or 通帳
クレジットカードは本人名義以外でも可。
通帳は本人名義のみ、JAバンクは登録不可です。
必要なもの④:メールアドレス
連絡先として登録します。ドコモメールは使えなくなるので、Gmailなどのフリーメールを作成しておきます。
必要なもの⑤:MNP予約番号
楽天モバイルでも同じ電話番号を使うために取得する番号です。取得方法は下記の手順で解説します。
ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順
- MNP予約番号を取得
- 楽天モバイルへの申し込み
- 初期設定
上記の4ステップです。
手順①:MNP予約番号を取得|電話番号を楽天モバイルに引き継ぐ
- 電話で取得(9~20時)
携帯電話:151
一般電話:0120-800-000 - My ドコモで取得(9時~20時30分)
- ショップで取得
取得方法は3つ。このご時世ですし電話かWebが良いですね。
家族プランを契約しているなら、契約内容にあった注意点を案内してもらえる電話での取得がおすすめです。ただ引き止め(ahomoの提案)があるので、きっぱり断りましょう。
有効期限が申し込み時点で10日以上残っている必要があるので、取得したらすぐに申し込みに進んで下さい。
手順②:楽天モバイルへの申し込み
楽天モバイル公式ページの「お申し込み」ボタンから。楽天IDを入力して進めていきます。
手順③:初期設定|商品が届いてから実施
- 回線の切り替え
- APN設定
上記2つを実施します。詳細は下記のページにまとめています。
ドコモから楽天モバイルにお得に乗り換えるタイミングは月末がお得!
ドコモの最後の使用料金は定額です。料金の締め日が末日なので、月末に乗り換えた方が使えるデータ量(ギガ)的には、お得です。とは言え、楽天モバイルは1年無料だし、有料化しても日割りになるので、料金的にはいつ乗り換えても変わらないです。
楽天モバイル乗り換え後ドコモへ解約の連絡は不要
ドコモから楽天モバイルに乗り換えると、ドコモは自動解約になります。
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際のQ&A
ここからは乗り換え時のよくある質問に回答していきます。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えで、キャッシュバックや違約金の負担はあるのか
キャッシュバック、違約金や端末の残債の負担はないです。その代わりと言ってはなんですが、1/7までは8,000ptの還元や対象のスマホを購入すると最大2.8万ptの還元があります。
家族でドコモから楽天モバイルに乗り換えると何か特典はあるのか
紹介特典が使えます。
- 紹介する方:1,500pt
- 紹介される方:1,000pt
上記のとおりポイントが貰えるものです。
楽天モバイルに乗り換えると、使えない期間はあるのか
使えない期間は数分程度です。昔は申込みしてから配送までの期間使えない格安SIMが多くありましたが、楽天モバイルの初期設定をするまではドコモで使えます。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えで手数料は発生するのか
ドコモ側のみ発生する費用があります。
- 違約金(解約金):10,450円 or 0円
- 転出料(乗り換え手数料):3,300円
- 分割残金:スマホによる
- 最終月の基本料金:契約内容による
契約内容によって異なるので、電話でMNP予約番号を取得して、その際に案内を受けると簡単です。
乗り換えはどれくらいの日数がかかるのか
最短2日、遅くても10日前後で商品が届きます。
LINE(ライン)のデータ移行はどうすれば良いのか
- スマホそのままで乗り換え:データ移行の必要なし
- スマホを購入して乗り換え:データ移行が必要
データ移行が必要な場合のみ、引き継ぎ作業をすれば良いです。
タイミングは乗り換え前でも後でもどちらでもOK。ただ、新しいスマホでLINEを開く前に、今まで使っていたスマホでLINEの引き継ぎをして下さい。データが消えてしまいます。
以上、お役に立てたら嬉しいです!!
関連【増額中!1月最新】楽天モバイルの4つのキャンペーンを分かりやすく紹介!【逃すと損です】